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まったり 気ままに すきなことを

それぞれの自由時間と小さな図書スペースと

先月、部屋の模様替えをして、本棚のすぐ側にソファーを配置してみた。自分が適度にゆっくり本を読みたいというのもあったが、子供も絵本以外に興味を持って来たというのが最大の理由だ。

 

ソファーに座って、寝転がりながら、座りながら自由にじっくり読めるスペースがあったらなぁと思って配置をしてみた。

 

以前は、おもちゃコーナーの近くに絵本を設置していたのだけれど、あまり本には手が伸びず、絵本を読むのは決まって眠る前くらいだった。机の横に配置したこともあったが、机に向かうのは宿題や家庭学習の時ぐらいで、そこで本も読むという感じではなかった。

 

せっかく、いろいろ本があるし、子供自身もマイクラの本やキャラクターがモチーフになった物語などに興味を持って、本屋さんで選んで購入したものがいくつも本棚にあるのに、なかなか読書習慣を作るまでには至っておらず、なんだかやきもきしていた。

 

なかなか宿題以外で机に向かうのも難しい、おもちゃの横では見向きもしないとなれば、「どんな読書スタイルでもいいから、リラックスして気軽に手に取れる場所にあるのが一番いいな」ということで、ソファーの真横に本棚を設置したのだ。

 

最初は自分もソファーでくつろぎなが本をパラパラと読んだりして、子供には特に声かけをしていなかったが、ある日、「ふと、静かだなぁ」と部屋を見に行ったら、ソファーに寝転がりながら黙々と読書をしているではないか。

 

それからも、結構な頻度で自由に読書を楽しむようになり、静かに物語を読むこともあれば、「最強王シリーズ」を実況するかの如く音読していたり、子供ながらにいろんな読書スタイルで楽しんでくれていて、ようやく本棚を活用できたなと思えた。

 

なかなか国語の本読みだけでは、文の言い回しや語彙の獲得などは難しいものがあるけれど、絵本、図鑑、攻略本、文庫本など様々な種類を本棚に置いてあるので、「好きなタイミングで好きなように読んでね」というように、子供が好きそうな本を取り揃えているので、「いつの間にそんな言い回しを覚えたの??」ということもしばしばおきるようになった。

 

子供が読書に夢中になっている時間は、私も自由時間というか静かな時間を過ごしている。各々が自由に好きなことができる時間を持てるっていいなとしみじみ感じる。ちょっと前まで「遊んで!遊んで!」が四六時中続いていたのだが、同じ空間に居ながら、ちょっとした個々の時間がお互いに持てるのは良いなと感じた。

 

子供が読書にふけっている間に、私も読書をしたり、絵を描いたりしている。

 

読書が終われば、「一緒にSwitchでゲームしよー」「一緒にカードゲームしよー」とお誘いが来るのだけれど、「これも今のうちだけだろうなぁ」としんみり思いつつ、一緒に遊んでいる。

 

 

最近、自分の読みたい本はもっぱら電子書籍ばかりだったが、子供が気軽に手にとれるように書籍を購入して本棚に置いておくのも良いかもしれないなぁ。