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まったり 気ままに すきなことを

部屋が散らかってくると心も荒れてくる

物が増えてきたり、部屋が散らかってくると、もれなく一緒に心も荒れてくる。心に余裕がない時ほど、「置きっぱなし、出しっぱなし、やりっぱなし」の三拍子だ。

 

どんな部屋でも余白は必要だと思う。「ミニマリストのがらんとした部屋の中に好きな絵だけ飾ったり、好きな置物を少し置いたりして」と想像は膨らむのだが、実際問題、生活用品はそこそこある。

 

10代の頃はデコラティブなカラフルで物に溢れた部屋が好きだった。宇宙百貨や大中、文化屋雑貨店、キタノショップに行くのが大好きで、雑貨を買い漁っていた壁にはアーティストのポスターを貼りまくっていたし、ぬいぐるみも色々置いてあった。

 

けれども、二十歳を過ぎて、急に「物を捨てたいブーム」がやってきて、ほとんどのものを手放した。それこそ、リサイクルショップに持っていったり、専門の中古品店に持ち込んだり、人に譲ったり。

 

何年かに1度、大きく手放したくなる瞬間がくるのだ。子育てが始まってからはそういうわけにもいかず、自分以外のものが中心になっているので、手放すというより、視界に入らないところに片づける様になった。

 

手放したがらないがもう使わないもの。おもちゃだったり、思い出の作品だったり、赤ちゃんの頃の最初に買った服だったり、そういったものは、ひとまずクローゼットに眠らせることにした。

 

出しっぱなしにしていると、やはり見た目は良くないし、綺麗に置いてあったとしても、部屋を圧迫しているのには変わりない。なるべくならテーブルの上にも物を置きたくないので、どうにか壁面収納をしたり、吊り戸棚に色々しまったりしている。そのため、我が家の吊り戸棚はどこもフル稼働である。

 

もう少し、物を減らせるだろうなあと思いつつ、買うときにも気をつける様になった。買うときにリストアップして、まず、通販で一旦カートに入れて考える。そして、すぐに購入せずに、一旦サイトを閉じて別のもので代用できないかと考える。

 

そうすると、衝動的に買おうとしていたものは、いらないことに気づけるし、もっと安く買えるサイトに巡り合えることもある。

 

疲れているときに「置きっぱなし、出しっぱなし、やりっぱなし」になるのなら、最初から持ってる物の数を減らして、それを維持していくしかないなと思う。食器類に関してもそうだ、洗い物を後回しにして、次から次へと食事の度に新しい食器を出していたら、あっという間にシンクは埋もれる。

 

調理道具に関しても、最小限にしか持たないようにしている。服も幾分か減らしたし、文具類もペンケースに収まる程度だ。とにかく、自分のものは少なく身軽でいた方がいい。

 

今日家事を後回しにしたら、その家事をやるのは明日の自分だ。

 

散らかった部屋を見ると、ぐったりとしてもう寝てしまいたいし、何ならゲームの世界に逃避行したくもなる。でも、結局は、自分にツケが回ってくるというこの思考回路が余計に腰を重くさせているのだろう。

 

後回し癖を捨てて、さっさとやる。これに尽きるのだが、1ヶ月のうち1/4くらいは重怠い感じになっている。

 

許されるんならその期間だけクマが冬眠するかの如く寝ていたい。